中山 薫

会計士の国家試験に合格後、大手監査法人でキャリアをスタートした私は、大手監査法人在職中に結婚・出産を経験しました。出産後は、産休前に所属していた部署に復帰する予定でしたが、家庭の事情もあり、所属部署への復帰を断念。改めて転職先を探していた頃、会計士の友人との会話から新しいキャリアのヒントを得ました。中堅監査法人での働きやすさを語る友人の話を聞き、残業が当たり前の生活だった大手監査法人時代には難しく思えていた子育てと仕事の両立も、中堅監査法人でなら可能かもしれない。そんな気持ちから、中堅監査法人への転職を検討するようになりました。
ただ、会計士としての経験が一年半と少ないこと、子供は1歳にも満たず、残業も出張も難しいこと、さらに、会計士の3次試験(現・修了考査)も控えていること、転職には不安ばかりでした。
RSM清和監査法人は、このような私の状況をすべて受け止め、入社の時期も3次試験後まで待つと言ってくれました。面接官の「無理のない働き方にしますから、安心してください」との言葉に安心し、気がつくと、「RSM清和監査法人で働きたい」という強い気持ちが芽生えていたのです。

RSM清和監査法人に入社後、当初はスタッフとして監査に従事。一年半後からは、主査(インチャージ)を務めるようになり、現在は四社を担当しています。子供が小学生の間は、残業は最大で30分程度。ほぼ毎日、定時で帰らせていただいてきました。残業をほとんどせずに済んだのは、本当にありがたかったですね。これがもし、仕事の負担が大きく、自宅に持ち帰って仕事をしなければならないような状況だったら、とても今まで続かなかったでしょう。法人として、子育て中の私の立場を考慮して、適度な仕事量を割り当ててくれたこと、また、一緒に働くメンバーが温かく受け入れてくれる風土があったからこそ、子育てと仕事を両立できてきたのだと思います。
責任ある仕事を任せていただきながら、子育てにも十分な時間をかけられ、この春には子供が中学生になりました。子育て中だからという理由で、会計監査の第一線から退くことなく、子育てと仕事を両立させてもらえたことに本当に感謝しています。会計士の資格を生かして生き生きと働きながら、家族との関わりも大切に育んでいく。RSM清和監査法人なら、そんな欲張りなライフスタイルを送ることができます。現在、どんなライフステージにいる方にも、RSM清和監査法人はすべての会計士に自信を持ってお勧めできる組織です。